
特徴
爽やかなレモン、ビターオレンジのシトラス感と、優しいローズウォーターなようなフローラルな香りにジェパーベリーのアクセントが煌びやかなフレグランス。
レモンやベルガモット、ビターオレンジのフレッシュな柑橘類の香りから始まるルナはみずみずしいトップノート、ジャスミンとともに現れるローズはとてもウォータリーに、儚く香ります。そしてジェニパーベリーの爽やかな苦味がジントニックのようにフレッシュさをもたらし、バルサムファーとムスクが柔らかく深みを帯びた香りへと落ち着きます。
iroka的ポイントはジントニックの香りづけなどに使われるジェニパーベリーの甘さとフレッシュな苦味のあるアクセントと、クリスマスの木として知られているバルサムモミのエッセンシャルオイルである温かみのある香りを持つバルサムファーが、香りの中核であるフレッシュなシトラスノートと清潔感があり落ち着きのあるムスクを支えているように感じました。
特にドライダウンはルナのイメージ通りの香りで、ギリシャ神話の月の女神へのオマージュです。まるで月夜のバラ園に立ち込めるような、しっとりとしたバラの香りと透き通るような空気感、官能的な描写にドキッとさせられました。
荘厳な三日月をイメージしたフローラル調の香りは、淑やかな月の光が漆黒の空や水面を照らすかのように官能的に香り立ち、夜空に隠された伝説の愛の物語*を祝福します。
*月の女神はゼウスの息子の中で最もハンサムなエンディミオンと恋におち、その美しい笑顔をいつまでも眺めていられるよう彼を永遠の眠りにつかせたと伝えられています。月の女神は今も夜空から彼を照らし続け、エンディミオンはその腕にLuna(月)を抱いている夢を見ながら生き続けているのです。
©︎PENHALIGON’S
ちなみにギリシャ神話の月の女神は複数いるのをご存知でしょうか?満ちる月を司るアルテミス、欠けていく月を司るヘカテー、月光を司るセレーネなどなど。有名なのはアルテミスですが、セレーネと混同されたり同一視されたりしているようです。そしてセレーネはローマ神話でルナと呼ばれる月の女神なのです。神話て面白いですよね!


口コミ

とてもロマンティックで爽やかな香りです。香りも決して強くなのいで通りすがりにフワッと香るのが好評です!軽やかに香るのでオフィス使いをするのにもちょうど良く、かつフェミニンなところがお気に入りです♪



ローズとシトラスの爽やかな香りです。清潔感のある香りでバラの入浴剤などの香りに近い感じがします。
控えめで香水臭くもないので日常づかいにバッチリ!時間が経ってからの香りが個人的にもう少し長く続けば言うことなしです。



甘みが強く、重いバラの香水が苦手なのですが、こちらはスッキリとしたフローラルノートで当たりでした!爽やかさとフローラル感があり一日中嗅いでいられます笑
少しメンズライクな雰囲気もあるので男性でも使えるかも知れませんね。
フレグランスデータ
調香 | フローラル シトラス |
---|---|
トップ | レモン、ベルガモット、ビター オレンジ |
ミドル | ローズ、ジュニパーベリー、ジャスミン |
ラスト | バルサムファー、ムスク、アンバーグリス |
香り持ち | 3〜4時間 |
使いやすい季節、時間帯 | 春、夏、デイタイム |
ターゲット | 女性向けの香水。 |
香りのイメージ | すっきりとしたシトラスノートとウォータリーなバラとジャスミンのフローラル感が儚くも控えめな香り。 |
発売時期 | 2016年 |
調香師 | – |
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