
こんにちは、香水ソムリエのiroka(@iroka_perfume)です。
一度は試したい憧れのブランドCELINE(セリーヌ)のフレグランスコレクションを試したことはありますか?
今回機会があり試したところ。。。私はテスティングですっかり心奪われてしまいました。
そこでirokaが気になるCELINEの香水を徹底的に調べました!
ジェンダーレスなこの時代にピッタリな香りを5つご紹介します♪
↓↓この記事は以下のような方にオススメ♪↓↓
- セリーヌの香水が気になっている方!
- 男女気にせず使える香りが知りたい方!
- デザイナー エディ・スリマンが手掛けた香りが気になる方!
セリーヌって香水あるんだ!って思う方も多いと思います。
セリーヌも近年のブランド再構築で再注目されているブランドの一つです!
そんなセリーヌのフレグランスコレクションはぜひ試したい!!ということで念願かなって、ようやく試すことが出来ました。
気になっている方も多いセリーヌの香水の使用感や香り持ちなども含めた徹底レビューをしていきます!!
セリーヌのブランドの歴史、香水へのこだわり、そこに関わる一人のデザイナーの話をまとめてみましたのでぜひ最後まで読んでみてください♪
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ラグジュアリーブランド:CELINE
それでは香りを知る前にセリーヌとはどんなブランドなのか?少し紐解いていきましょう。

セリーヌのはじまり
1945年フランスのパリでセリーヌ・ヴィピアナが創業。もともとはオーダーメイドの子供靴専門店として始まったブランドです。
とても上質な素材と一流の革職人の技術で作られた子供靴は上流階級の人々にとても人気を博し、素晴らしいモノづくりから子供靴だけではなく婦人靴やバックなど徐々にラインナップを増やしていきます。
今では世界中のセレブリティが愛用するラグジュアリーブランドとして有名になったセリーヌ。
子供靴が始まりだとは思いませんでした。
そして今回ご紹介する香水を知ってもらうためには忘れてはいけないデザイナーがいます。
それは【エディ・スリマン】というデザイナーです。

以前はクロエでデザイナーを務め、セリーヌを現代らしいデザインに高めた天才デザイナー フィービー・ファイロが退任したあとに選ばれたデザイナーがエディ・スリマンでした。
彼はサンローランを史上最高の売上になるほどの人気ブランドに押し上げたデザイナーで、サンローランの前にはディオールのメンズラインを任されるほど。彼もまた天才です。
香りへのこだわり

今回ご紹介する香水は、そんなエディ・スリマンが手掛けたセリーヌ初のフレグランスコレクション「オートパフューマリーコレクション」として2019年に発表されました。
エディ・スリマンはかつてディオールにいた際も「ディオール・ラ・コレクシオン・プリヴェ」という香水コレクションをプロデュースした経験があり、セリーヌの香水コレクションはフランスの高級フレグランスのノウハウと、デビュー当時からクチュリエ・パフューマーでいたいと語っていたクリスチャン・ディオールのエスプリを受け継いだ、現代の「クチュリエ・パフュマー」エディ・スリマンだからこそ創り出せたコレクションと言えます。
セリーヌのフレグランスコレクションは2022年2月現在10種類の香りがあり、全11種の香りが発売予定となっていて、香水の名前はすべてエディ・スリマン自身の「香りのジャーナル(記憶)」をもとに選んだものだそうです。
香りと記憶の結びつきはとても強いもので、セリーヌの香りから彼が感じた感情や情景が思い浮かんできます。
とても面白い発想だと惹かれたポイントがセリーヌの香水には、エディ・スリマンの「マスキュリン・フェミニン」な発想が詰め込まれていて、女性的な香りと男性的な香りがあえて区別されていません。
つける人のインスピレーションや感情に訴えかける、これもまたこだわりの一つです。

そして全ての香りの柱となるのがパウダリーなノート。コレクションの全てを支えていて、それぞれ特徴ある香りと結びつき様々な表情を見せてくれます。
なんともエレガントで独創的なセリーヌの香水はつける人を勇気づけ、その印象を深く結びつかせます。
この香りと共に過ごした時間はあなただけのジャーナルとなり鮮明な記憶として残り続けます。
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セリーヌというランドの背景、デザイナーのエディ・スリマンという存在、香りへのこだわりを知ってもらったところで、irokaがおススメする香りをご紹介していきましょう♪
タイムレスであり、性別を問わずジェンダーレスに使ってもらえるセリーヌのオートパフューマリーコレクション。
香りと記憶のストーリーをぜひ体感してみてください♪
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おすすめ① CELINE セリーヌ パラード オードパルファム

<香調>シトラスグリーンウッディ
ベルガモット、ネロリ、ベチバー、ムスク、オークモス
<香り持ち>4~5時間前後
<使いやすい季節>オールシーズン
<香りのイメージ>19世紀の文学から60年代以降のポップおよびロックシーンのミュージシャンに至るまでの偉大な伊達男。
==特徴==
ネロリの太陽のような明るさとベルガモットの輝きが特徴の「パラード」。気軽なラフさがありながらも洗練された香りを、ムスクとオークモスが作り出しています。
魅惑的でパウダリーなラストノートが、この香りが持つフェミニンな一面を表しています。
エディ・スリマンのもと生まれ変わった新生セリーヌを香りで表現したような象徴的な香り。
嗅覚は脳と直結していて香りは感情や記憶と深く繋がる。ラグジュアリーブランドが香水を出す理由は服の見た目だけでは伝えること出来ない世界観を表現するため。
今までの愛らしいフレンチラグジュアリーは姿を消し、新たに磨き抜かれたデザインは今までのセリーヌのアンチテーゼのよう。セリーヌブティックに行かなくても文字通りセリーヌを体感できる香り。
研ぎ澄まされた鋭いベルガモットの香りとシャープなネロリがトップから際立ち、シグネイチャーとも言えるパウダリーさをムスクが作り出します。
おすすめ② CELINE セリーヌ ダン・パリ オードパルファム

<香調>シトラススパイシー
ベルガモット、コリアンダーシード、ローレルブロッサムアコード、ムスク、バニラ
<香り持ち>4〜5時間前後
<使いやすい季節>オールシーズン
<香りのイメージ>あなたがまだ20歳だった頃。人生が自分の思うようになると感じていたあの頃にした、パリの約束。
==特徴==
ベルガモットとコリアンダーシードの穏やかな活気を感じさせるトップノート。
明るい太陽の下でのセーヌ川の舟遊び。
パリを舞台にした映画のトラッキングショットを見たときのように、バニラとパウダリーなローレルブロッサムの魅惑的な調和に包まれ、まるで宙に浮かんでいるような感覚をおぼえることでしょう。
スッと突き抜けるベルガモットとコリアンダーシードのスパイスの効いたトップは程よく、ほのかな甘さのバニラとローレルブロッサムがパウダリーで穏やかな香り。
どこか懐かしいような香りに心安らぐ感覚と、感じたことのない真新しさを感じ鳥肌が立つような新鮮さを持っていて不思議な感覚に酔いしれる。
トップからラストにかけて表情を一変するこの香り、表と裏、陰と陽のように正反対ではありながら必ずついて回る因果のような一体感、この2面性に惹かれる人は多いのではないかと思いました。
とてもミステリアスなものに惹かれるのは人間の性なのでしょうか。
◆香り持ちは長くバニラのほのかな甘みがより長く感じさせます。
◆セリーヌ公式ではデイタイムの使用を推奨していましたが個人的にはイブニングシーンが似合う香りだと思いました、このミステリアスな香りは陽が落ちてこそ輝かしい。
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おすすめ③ CELINE セリーヌ サン・ジェルマン・デ・プレ オードパルファム

<香調>グリーン アロマティック シトラス
ネロリ、プチグレイン、ホワイト アイリスバター、ヘリオトロープ、バニラ
<香り持ち>4〜5時間前後
<使いやすい季節>オールシーズン
<香りのイメージ> セーヌ川左岸に住む永遠の若者たちとその魅力。
==特徴==
エディ・スリマンは、彼が20歳の時からのお気に入りの場所であるサン・ジェルマン・デ・プレのカフェに座って、小説や映画の主人公のような人々を飽きることもなく眺めています。
そんなサンジェルマンのスピリットを香水にとじこめました。
プチグレインの強い香り、オレンジの花の繊細さの中に、ヘリオトロープとバニラの香りが感じられます。アイリスの優雅で高貴な香りが、マシュマロや粉砂糖のパフのような甘さを引き立てます。
一際際立つプチグレンのグリーンノート、ネロリも相まって柑橘の香りと樹木の香りが繊細に香り立ちます。
とてもフレッシュな香りの奥には一貫して存在するヘリオトロープとバニラの緩やかでパウダリーな余韻が顔を覗かせ、アイリスのフローラル感が引き締めます。
しなやかな香りの連鎖がとても心地よくエディ・スリマンの香りのジャーナルがマスキュリン フェミニンとして描かれています。
◆香り持ちはオードパルファムとしては控えめで4時間前後に感じ、かすかに残る残香が計算のうちなら、これはもはや芸術の域を超えています。それくらい淡い残香に惹かれます。
◆セリーヌの男女をあえて区別しない香りの中でもフェミニンさをより意識したように感じました。
おすすめ④ CELINE セリーヌ ラ・ポ・ヌ オードパルファム

<香調>フローラル パウダリー
ベルガモット、ローズアブソリュート、ホワイト アイリスバター、ライスパウダー、ベチバー
<香り持ち>4~5時間
<使いやすい季節>オールシーズン
<香りのイメージ>70年代のアイコン、映画的なエレガンスを備えたパリのヒロインたちの記憶。
==特徴==
スレンダーで非の打ちどころのない魅力を持ち、目はアイラインで縁取られ、アイリスとローズの香りのするベルベットのようになめらかな肌は、うっすらと赤みを帯びています。
時間の経過とともにこうしたイメージはフェードアウトし、その後、記憶の深い部分に侵入してくるかのように現れる強い花の香りは、パウダリーなノートとベチバーの深い香りの下で和らげられています。
”La Peau Nue(ラ・ポ・ヌ)=素肌”という意味を込められた香り。
まさに70年代を華やかに支えた俳優や女優たちへのオマージュであり、その憧れを表しているかのよう。
つけたてから鼻をくすぐる清潔感あるパウダリーさとローズの華やかな香り、そんなありきたりの香りをアイリスが更なる深みへと誘います。ドライダウンはベチバーの奥行きのあるアーシーな香りがとても独創的な印象へと昇華します。
お淑やかなフローラルパウダリーな香りとは一線を画すこの香りは、ありきたりな香りに飽きた開拓者にこそ相応しい。
◆香り持ちよくローズのフローラル感以上に白粉のようなパウダリーさが際立ちます。
◆ローズ、アイリスのフェミニンな香りとベチバーの煙るようなアーシーな香りがとても男性的。
おすすめ⑤ CELINE セリーヌ ブラック・タイ オードパルファム

<香調>シトラスハーバル
ホワイト アイリスバター、シダー、ツリーモス、バニラ、ムスク
<香り持ち>4〜5時間前後
<使いやすい季節>オールシーズン
<香りのイメージ>ブラックとテーラードシルエットに対する、エディ・スリマンのこだわり。
==特徴==
ファッションに関する彼のスタイルを香りでそのまま表現した「クチュリエの香水」。
濃厚なバニラ、そしてクリスプでドライ感のあるグラン・ドゥ・プードル、または滑らかなラッカードサテンを想起させます、ジェンダーレスなノートの組み合わせ。
ディナージャケットをイメージしたシダーとツリーモスが香り、その一方でアイリスが生み出すパウダリーな甘い心地よさが身体と心を搔き乱します。
まさにエディ・スリマン、彼をそのまま表現した香り。
ディオール、サンローラン、そしてセリーヌ。彼の手掛けるスタイルになくてはならないのが、モードとロックが織りなすスタイリングでタイトなテーラードジャケットにスキニーパンツとナロータイ。
今でこそ当たり前なこのスタイルは彼のミームであり、代名詞といっても過言ではないでしょう。まさにエディがこだわるテーラードスタイルを香りに変えた香水。
2002年ディオール時代にスタートしたメンズライン、ディオールオムでも初のフレグランを発表。名を冠した「ディオールオム」(当時調香師は若かりし日の現シャネルの4代目専属調香師オリヴィエ・ポルジュ)
そんなディオールオムを思わせるような、スモーキーなバニラとシダー、ツリーモスのウッディな深みにムスクがパウダリックに響きます。
スーツスタイルに使えばカッチっと収まりのいいようなジェントルな香りでありながら、魅惑的なセクシーさと余裕を感じさせる香りで個人的には男性にぜひ試してもらいたい香りです。
◆香り持ちはとても長く感じ、気になっていた香りなのでハンカチにつけてもらったのですが翌日まで微かな芳香が漂いました。
◆セリーヌの香りの中でも特にマスキュリンな印象、自分の中でテーラードジャケットにタイというスタイルが強くそう感じてしまったのかも。いい意味で渋くカッコイイ香り。
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まとめ

いかがでしたでしょうか?
今回はセリーヌの香水コレクション「オートパフューマリーコレクション」からおすすめの香りを5つご紹介させていただきました♪
セリーヌの香水はブティックや百貨店での取り扱いしかなく試す機会が少ないですが、今回のレビューがお役に立てればと思います。
ブランドの変革、新デザイナーの登場、初のフレグランスコレクションの発表。
今後もセリーヌというブランド、何かやってくれそうなデザイナー エディ・スリマンから目が離せません!!
最後までお付き合いいただき、誠にありがとうございました。
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