
こんにちは、iroka(@iroka_perfume)です。
みなさんはクラフトマンシップあふれるフレグランスブランド「LE LABO(ル ラボ)」はご存知でしょうか?
InstagramやTwitterなどのSNSで話題になっており、薬瓶のようなシンプルなデザインのボトルに隠された圧倒的なこだわり。数々の有名芸能人やファッショニスタが愛用するのも頷けます。
そんな唯一無二、上質な香りなLE LABOの人気の香水を5つご紹介していきます!
- 他の人とはかぶらない上質な香水を探している方!
- ありきたりの普通の香水に飽きた方!
- ル ラボの職人たちが作り上げた香りに興味あり!
- ル ラボって聞いたことあるけど、どんなブランド?
今回はSNSを騒がせているルラボをご紹介していきます。
【日本フレグラン協会認定】フレグランスセールススペシャリストの資格を持ち、数々の香りを試し、お客様にフィットした香りを提供してきた香水ソムリエのirokaが徹底レビューしていきます!
実際私もずっと気になっていたブランドなので改めてまとめてみると、その凄さに脱帽です。。。
ぜひ最後まで読んでみてください。
LE LABOとは?

ルラボはジェンダーレスなフレグランスやキャンドル、ボディケア製品を扱うブランドです。まずはおすすめの香水をご紹介する前にルラボの歴史や背景を知って、さらにその世界観に深く踏み込みましょう。
LE LABOのはじまり
大手香料会社でフレグランスコマーシャルディレクターやエンポリオ・アルマーニでインターナショナルマーケティングディレクターとして活躍していたエディ・ロスキーがファブリース・ペノーと二人で立ち上げたフレグランスブランド。
香水の都であるフランスの南東部に位置する都市グラースで誕生し、2006年ニューヨークに最初のラボをオープンしたことからLE LABOははじまります。
設立して間もなく、「wallpaper」というロンドンのライフスタイル誌で【ROSE31】という世界初男性向けのバラの香水が2006年香水部門のベストアワードに輝くなど、瞬く間にルラボの名は世界で注目を集めます。
2007年には日本上陸し、LE LABO記念すべき2店舗目の代官山LE LABOをオープン。その後、伊勢丹や三越など百貨店でも次々に展開していきます。
LE LABO香りへのこだわり
ルラボの香りへのこだわりはとても強く、クリエイティブであり、伝統を尊重した作り方と今までにない新しいアイデア、そして魂を織り交ぜ生み出されていきます。
良いものを、少しでも良いものを、丁寧に、大切に、というクラフトマンシップが根底に根付いています。
メイド・トゥ・オーダーという製法

とにかく驚いたのが【メイド・トゥ・オーダー】という方法で、言葉の通りですが注文を受けてから1つ1つその場で調合、ハンドメイドされボトリングされていきます。
LE LABOは”Le laboratoire(研究室)”というフランス語の略で、ドラマや映画などでも「ラボ」なんて言葉は聞いたことありますよね。ルラボはまさに研究室。店内にラボがあり、気に入った香りを選んでから初めて調合します。
香水はアルコールと香料、蒸留水で作られていますが、アルコールと水が混ざった時点で劣化し始めます。香水に消費期限が記されていないのは薬機法により製造または輸入より3年以上品質の変わらないものは記載なしでも良いとされているからです。
※とても繊細な香水は開封後の日光に当たったり、酸化などでの劣化があるので、開封後は早めの使用をおすすめします。
ルラボは店舗限定ですが、このメイド・トゥ・オーダーにのっとりお店でオーダーを受けてから調合、ボトリング。とにかくフレッシュな状態で少しでも良いものを楽しんで欲しい!という想い、まさにクラフトマンシップが成せるサービス、職人達のこだわりだと思います。
こだわり抜いた香料

ルラボの香水は原料にもこだわりがあり、良くありがちな天然香料をふんだんに使ってます!良いものです!というようなことはしません。
なぜなら、奥行きのある豊かで芳醇な天然香料と、天然では出せないニュアンスを合成香料で補うことで、より良いものを作れることを知っているからです。
もちろん、1本1本丁寧に手摘みしたバラから抽出した素晴らしい香料も使いますが、合成香料無くして良い香りは作れないとし、天然香料よりも香り高いものを選び、高価な合成香料に置き換え、選び抜くことでLE LABOの香りは作られています。
価格が高いものを使うことではなく、いかに良い香りなのか、とにかく妥協ない良いものを、という職人のこだわりが香りに表れています。
有名調香師による香りのレシピ

ルラボの唯一無二な上質な香りが作り出される上で、メイド・トゥ・オーダー方式という製法、こだわり抜いた香料、そして最後に大事なのは香りの魂でもあるレシピを作った調香師です。
ルラボの香水は開発費などお構いなしと言わんばかりに有名調香師たち作り上げた香りで、とても斬新で類を見ないものが多数あります。
2006年ロンドンのライフスタイル誌「wallpaper」でアワードを受賞した香り【ROSE31】、これを作った有名調香師はダフネ・ブジェという女性で、クリスチャン・ルブタンやラルチザンパフューム、ペンハリガンなどのメゾンフレグランスでも活躍しています。
ルラボは国ごとの都市限定香水「シティ エクスクルーシブ コレクション」を発売しており、東京を初め、ロンドン、ニューヨーク、パリ、サンフランシスコ、モスクワなど厳選した香りを、その都市限定で販売しています。
日本の東京限定の香り【GAIAC10】も有名調香師アニック・メナードが作っていて、有名な香水では「ロリータレンピカ」や「ブルガリ ブラック」、「クリスチャン・ディオール ヒプノティックプワゾン」など知っている方も多いのではないでしょうか。
商品名【ROSE”31”】のように名前の後についている数字はレシピに使った香料の数となっていて、調香師によって複雑な調合で創り出した香りや、あえてシンプルに表現していたり。香りに想いを馳せる良いアクセントとなっています。
ちなみに日本では販売されていない「シティ エクスクルーシブ コレクション」の第1弾であるニューヨーク限定の【TUBEREUSE40 NewYork】は香水界のGODである調香師アルベルト・モリヤスが調香しています!
【世界で話題】LE LABAの香水特集♪唯一無二の上質な香り5選!
ルラボの歴史や背景が分かってきたところで、irokaがオススメする唯一無二な上質な香りを5つご紹介していきます!
ルラボのクラフトマンシップや有名調香師のエスプリがたっぷり詰まった香りです。調香師の他の作品やルラボの想いを想像しながら見ていただくと更に感動が増しますよ♪

irokaがおすすめするルラボ①LE LABO ROSE31 ル ラボ ローズ31 オードパルファム

<香調>フローラル
センティフォリアローズ、クミン、乳香、シダー、アンバー、ガイアックウッド、ロックローズ
<香り持ち>4~5時間前後
<使いやすい季節>オールシーズン
<香りのイメージ>女性らしさのシンボルともいわれるグラースのバラ。その魅力的な香りを、男女問わずまとえるような力強い香調に仕上げたフレグランス。

==特徴==
2006年世界初男性向けのバラの香水として発売。
香水のために開発されたと言われている、繊細なセンティフォリアローズをメインにした香り。世界での生産数も少なく、とても高価なこのバラは女性らしさを象徴したような香りと、男性のエネルギッシュで力強い印象を併せ持ちます。
神秘的で奥行きのある乳香、スパイシーさをもつクミン、そしてウッド感よりスパイシーさを際立てたシダー、かすめるようなアンバーのウッディーなノートとスパイシーな調和がさらに香りを引き立てます。
魅惑的なガイアックウッドとビビッドに感じられるシスタスのアニマルノート。ミステリアスな香りの調べを奏でます。
<調香師>ダフネ・ブジェ
作品:ジョルジオ・アルマーニ=ローズ ミラノ、ケンゾー=ケンゾー アムール、ペンハリガン=ローイング ラドクリフなど
irokaがおすすめするルラボ②LE LABO SANTAL33 ル ラボ サンタル33 オードパルファム

<香調>ウッディ
カルダモン、アイリス、ヴァイオレット、アンブロックス、シダーウッド、サンダルウッド、パピルス、レザー
<香り持ち>4~5時間前後
<使いやすい季節>オールシーズン
<香りのイメージ>一人のカウボーイが広大な空の下、馬に寄りかかり優雅にタバコをふかしている光景。

==特徴==
2011年発売以来、LE LABOで1番売れている香り!万人ウケする香りでありながら、ありがちなモテ香水とは一線を画す。
世代と性別を超えて愛されるアイコン的パフューム。インスピレーションイメージそのままに、“マールボロ”の古いポスターの光景にある、古き良きアメリカのファンタジーからインスパイアされた魅惑的な香り。
スパイスの女王であるカルダモンをシャボンのようなアイリスがパピルスに溶け込みます。
花や果実、香木とも違ったなんとも高貴な甘みを持つ香りで「龍のよだれが固まったもの」と由来のある龍涎香(アンバーグリス)。その成分のなかでも香気が強く持続性の長いアンブロックスを使い、とても深みがあり心地よく、サンダルウッドをはじめとするウッドが奏でる香りとのハーモニーがとてもミステリアスで癖になる香りです。
<調香師>フランク・フォルクル
作品:キリアン=ローゼス オン アイス、ミキモト=ミキモト オードパルファム
irokaがおすすめするルラボ③LE LABO BERGAMOTE22 ル ラボ ベルガモット22 オードパルファム

<香調>フルーティー
ベルガモット、プチグレン、グレープフルーツ、ベチバー、アンバー、ムスク
<香り持ち>4~5時間前後
<使いやすい季節>オールシーズン
<香りのイメージ>フレッシュでみずみずしい柑橘の香りに、ムスクが心地よい香り。

==特徴==
紅茶のアールグレイを香り付けする際に使われるベルガモット。ライムのようなシャープさとレモンのような明るさがフレッシュに香る、ベルガモットのみずみずしいフルーティー感と、どこかフローラルに甘い香調。
ビターオレンジを思わせるプチグレンのフローラルで青みのある苦みにグレープフルーツが相性よく香ります。
アンバーとムスクによる華やかな甘さと、ほんの少しのベチバーの男性らしさがユニークな個性を織りなす、まばゆい輝きを感じさせる香りのフレグランスです。
<調香師>ダフネ・ブジェ
irokaがおすすめするルラボ④LE LABO NEROLI36 ル ラボ ネロリ36 オードパルファム

<香調>マリンフローラル
ネロリ、マンダリンオレンジ、ジャスミン、ローズ、ムスク
<香り持ち>4~5時間前後
<使いやすい季節>オールシーズン
<香りのイメージ>ほのかな柑橘が柔らかく、スプラッシュ感あるマリンテイスト。

==特徴==
ビターオレンジから水蒸気蒸留により抽出されるエッセンシャルな香料“ネロリ”。
ネロリとマンダリンオレンジの香りが日の光が降り注いでいるような幸福感と、ローズ、ジャスミンの花の香りの魅惑的なベースが共存する、香調を楽しめるフレグランスです。
ローズやムスク、マンダリンオレンジにジャスミンなど多彩なエッセンスが融合。尖っていながら落ち着きも感じさせる豊かな香りのハーモニーを奏でます。
<調香師>ダフネ・ブジェ
irokaがおすすめするルラボ⑤LE LABO THE NOIR29 テ ノワール29 オードパルファム

<香調>グリーンフローラル
ベルガモット、フィグ、ベイリーフ、シダーウッド、ベチバー、ムスク、ブラックティー
<香り持ち>4~5時間前後
<使いやすい季節>オールシーズン
<香りのイメージ>気品高きブラックティーの葉と、それにまつわるクラフトへの叙情詩・・・。

==特徴==
フルーティーなフィグが香り立ち、ブラックティーの心地よい香りに包まれます。
奥行きを感じさせながら、フレッシュで柔らかくも強さのある香調。
ベルガモットやフィグ、ベイリーフのほか、シダーウッドにベチバー、ムスクなどが渾然となります。さらに、ブラックティーの葉がドライでリーフィーな香りを放ち、干し草やタバコを思わせるようなドライダウンのコンポジションをまとめあげます
<調香師>フランク・フォルクル

まとめ
いかがでしたでしょうか?
有名調香師の起用、原料の追求、クラフトマンシップにのっとり良いモノ作りに徹底的にこだわり抜いた、SNSで話題のフレグランスメゾンLE LABOのおすすめの香りを5つご紹介させていただきました。
昨年末に発売された【THE MATCHA 26】はまだ試せていないし、キャンドルやシャワージェルも気になります。。。
ほかのアイテムも今後レビューする予定です!お楽しみに♪
最後までお付き合いいただき、誠にありがとうございました。
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