
こんにちは、香水ソムリエのiroka(iroka_perfume)です。
お洒落感度の高い人達は既にご存知のディプティック。情報サイトやSNSの口コミでも話題で、個性的だけど気取らないジェンダーレスな香りは今年も注目のブランドです。
香りももちろん世界各地から最上級の香料を集めて作られているので間違えなしですが、ボトルデザインやパッケージも本当に可愛いんです♪
クラシックとモダンを融合させたパッケージデザインでSNSや雑誌、コスメ情報サイトの人気フレグランス ランキングでは常に上位を誇っています!
そんなディプティックですが、最初に使うならコレ!!っていう人気の香りを今日は5つご紹介します!
↓↓この記事はこんな方におすすめ↓↓
- SNSなどでも話題のディプティックの香りを詳しく知りたい!
- 人と被らない良い香りの香水を探している!
- お洒落な人たちが使っている香水を取り入れたい!
数々のセレブリティが愛用、SNSなどでオシャレな香りを探すと必ず出てくるフレグランスメゾン、ディプティック。
今回はお洒落さんたちの愛用する香り、ディプティックをご紹介していきます!
ぜひ最後まで読んでみてください♪
今ではフレグランスメゾンとしても超有名でセレブたちの間でディプティックと人気を二分したブランド、ジョーマローン。こちらの記事もおすすめです。
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Diptyque(ディプティック)のはじまり
香りをご紹介する前にディプティックの歴史やバックボーンに触れ、さらにディプティックの魅力に迫ります!

ディプティックの歴史
ディプティックは1961年パリのサンジェルマン大通り34番地から始まりました。
フランスの美術学校出身である画家のデスモンド=ノックス・リット、劇場監督のイヴ・クエロン、テキスタイルデザイナーのクリスチャンヌ・ゴトロ、クリエイティブで芸術史に精通した3人が友達の紹介で出会い、そしてディプティックが生まれます。

当時はファブリックを中心としたインテリア雑貨などを販売していたのですが、1963年オリジナルキャンドルを販売したところ大きな反響を呼びます。
ディプティックはフレグランスキャンドルのブランドとして知名度を上げていきますが、その後1968年に記念すべきディプティック最初のフレグランス「ロー」が誕生、オリジナルキャンドルの香りをオードトワレに落とし込み発売します。
ディプティックローはクローブやシナモンを使用したオリエンタルノートの香りで、この香りがさらに評判になります。
そして、フレグランスキャンドルブランドから方針を転換、フレグランスメゾンとして歩んでいきます。
今ではフレグランスキャンドル、香水はもちろんですが、ルームフレグランス、石鹸なども取り扱っています。50種類ほどあるディップティックのフレグランスキャンドルはディプティックの始まり、魂ともいえるアイテムですね。
ディプティック、最初の香り【L’EAU=ロー】
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ディプティックの香り

ディプティックの香りは万人受けするような単純な香りはありません。
どの香りもストーリを持っていて、絵画から香りを抽出したような複雑で繊細な香りです。
もちろん原料へのこだわりも強く、世界的な香料メーカーのジボダン社と協力し、花々を絶滅から守り栽培環境を保護する活動を続けています。
天然香料を使用することで香りの表情がより複雑に、そして繊細になります。この天然香料の言ってしまえば不安定で複雑な香りを一つの香水としてまとめ上げているところはもはや【香り芸術品】といって過言ではないでしょう。
【香りの芸術品】DIPTYQUE(ディプティック)話題の香水5選!
それでは香水ソムリエのirokaがおススメするディプティックの香りを5つご紹介していきます!
香水の正しい付け方と合わせて読んでみてください♪
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おすすめ①Diptyque PHILOSYKOS EDT ディプティック フィロシコス オードトワレ

香調 | アロマティック・ウッディ |
原料 | イチジクの葉、 イチジクの樹液、 イチジクの樹木 |
香りのアクシデント | ブラックペッパー |
香り持ち | 3~4時間 |
使いやすい季節 | オールシーズン |
香りのイメージ | ギリシャのぺリオン山で過ごした夏の思い出 |
==特徴==
海に行くには野生のイチジク林を通る必要がありました。
高く昇った太陽が地面を暖め、乾いた風がイチジクの木々と果実の香りを運んできました。
フィロシコスは、葉の緑のさわやかさ、白い木の濃密さ、イチジクの樹液など、イチジクすべてに捧げる頌歌です。オー ド パルファンでは、イチジクの木の別の様相を感じてください。
果実の香りが一歩引き、降り注ぐ太陽で熱せられたイチジクの木と樹皮が放つウッディな力強さをホワイトシダーが引き立てます。

↓香り持ちの長いオードパルファム↓
おすすめ②Diptyque TAM DAO EDT ディプティック タムダオ オードトワレ

香調 | ウッディ |
原料 | サンダルウッド、 シダー、 サイプレス |
香りのアクシデント | マートル |
香り持ち | 3~4時間 |
使いやすい季節 | オールシーズン |
香りのイメージ | インドシナの神聖な森の思い出 |
==特徴==
寺院で燃やされるサンダルウッドの、かすかにスパイシーで柔らかなミルクの香り。タムダオは、トンキン湾に近いベトナム北部の高原。
メゾンの創業者の1人 イヴ・クエロンは、子供時代に、息が詰まるような都市部の暑さから逃れるために訪れたこの高原の香りを決して忘れることはありませんでした。
サイプレスとマートルがマイソールのサンダルウッドを鮮やかに引き立てます。「タム ダオ」のウッディなノートがスパイシーで新しい鮮明さを際立たせます。フレッシュな夜の空気を内に秘めた、サンダルウッドの森の夜明けのようです。
↓香り持ちの長いオードパルファム↓
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おすすめ③Diptyque DO SON EDT ディプティック ド ソン オードトワレ

香調 | フローラル |
原料 | テュベルーズ、 オレンジブロッサム、 ジャスミン |
香りのアクシデント | マリンアコード |
香り持ち | 3~4時間 |
使いやすい季節 | オールシーズン |
香りのイメージ | 小塔があるハロン湾のド ソンの海辺で子供時代 |
==特徴==
創業者のひとりイヴ・クエロンは、父が建てた小塔があるハロン湾のド ソンの海辺で子供時代の夏を過ごしました。
蒸し暑いハイフォンの港から離れたドソンの空気は爽やかで、海風がテュベルーズの香りを運んできました。それは、イヴの母が愛した、スパイシーで甘いうっとりさせるような香り。
「ド ソン」にはインドシナで過ごした子供時代の、繊細でいつまでも胸に残る想い出が込められています。軽快さと官能に彩られた花の記憶です。
↓香り持ちの長いオードパルファム↓
コチラの記事でもディプティックのドソンを取り上げていますので、ぜひ読んでみてください♪
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おすすめ④Diptyque L’OMBRE DANS L’EAU EDT ディプティック ロンブル ダン ロー オードトワレ

香調 | フローラル |
原料 | ローズ、 カシスのつぼみ、 プチグレン |
香りのアクシデント | カシスの葉の香り |
香り持ち | 3~4時間 |
使いやすい季節 | オールシーズン |
香りのイメージ | 柳の木の下の夏のお昼寝のお話 |
==特徴==
ロンブル ダン ローは、静謐な川の流れの夢のような、しだれ柳の下でのサマーシエスタの物語を描いたロマンチックな一枚の絵です。
これはメゾン創業者の友人が、ローズやカシスのみを摘み取り、彼女の両手の中で香りがすべて一緒になっていたところから始まりました。その香りは驚くべきもので、そのすべてを手に入れたいと思わせるほどでした。
カシスの葉のグリーンノート、カシスの蕾が発するフルーティーなほのかに刺激的なアクセント、ローズの力強さ、生き生きと開くバラの濃密で官能的な香りがします
↓香り持ちの長いオードパルファム↓
おすすめ⑤Diptyque OLENE EDT ディプティック オレーヌ オードトワレ

香調 | フローラル |
原料 | ウィステリア、 ハニーサックル、 ジャスミン |
香りのアクシデント | ナルシス |
香り持ち | 3~4時間 |
使いやすい季節 | オールシーズン |
香りのイメージ | ベネチアの庭の物語 |
==特徴==
「オレーヌ」はベネチアの庭の物語です。
夕方には、パーゴラでウィステリアとジャスミンの甘い香りがします。時には優美なハニーサックルの香りも漂います。
いくつもの橋を渡り小道を通ると、溢れる花の香りに包まれます。
↓使い切りやすい50mlも↓
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まとめ
いかがでしたでしょうか?
多くのファッショニスタやセレブリティが愛用する、香りの芸術品ディプティックの香りをご紹介させていただきました♪
複雑ながらも、嗅ぎやすく、どこか感情を揺さぶられる香り。まるで絵画や彫刻などのアート作品に触れたような。
決して万人受けするような香りではないのですが、なぜお洒落な人たちが好んで使うのか、なんとなくわかるような気がします。
クセがありながらもバランスが良く、そしてこの香りをお洒落に使いこなせる事がお洒落なのでしょう。
最後までお付き合いいただき、誠にありがとうございました。
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