夏にはフレッシュな香りで爽やかに気分を変えるように、冬には冬に良く合う香りがあります。今回は冬の寒い季節を乗り切れる、気分も一緒にホッコリ温まるようなバニラのうっとりするような香りやウッディで温もりを感じる香り、オリエンタルでエレガントな香りなど冬に使いたい香り6選をご紹介します。
冬に使う香りの選び方
グルマン系
グルマン(Gourmand)とは、食いしん坊を意味するフランス語。まるでお菓子のような甘い香りの総称です。
グルマン系の香りでよく使われている香りはバニラやキャラメル、プラリネなどお菓子をモチーフにしたものが多く、特にバニラの香りはリラックス効果がありストレスや緊張を和らげる働きがあると言われています。甘いスイートな香りは柔らかく温かみのある優しい印象を与えます。
ウッディ系
ウッディ系の香りは樹木のような深みのある香り。お香などで親しまれるサンダルウッド(ビャクダン)ような甘みのある香りやシダーウッドのようなスパイシーな香りなどあります。
どこか落ち着くような温もりのある印象を与えます。
オリエンタル系
エキゾチックなアジアをイメージし作られた「東洋的な」という意味を持つオリエンタル系はクローブ(丁子)やナツメグなどのスパイスをメインに調合され、複雑でありながらこっくりとした甘みのある蜂蜜のような香りが特徴的です。官能的でエキゾチック、神秘的な印象を与えます。
冬の香水の付け方と付ける場所
香水の付け方
首元につける方が多いようですが首には太い血管が通っている為、体温が上がりやすく香りが立ち上がりやすく香りが出過ぎてしまう事が多く首元に香水はNGです。
手首にワンプッシュし、香水の付いた手首でウエストや太ももに軽く2、3回タッチすると◎。香りが下から上に立ち上がり、ほんのり優しく良い香りを演出できます。
冬に使いたい香りは甘みのある香りや濃厚な香りが多く、香水のつけ過ぎは禁物です!
【冬に使いたい香り】グルマン系2選
【冬に使いたい香り】グルマン系①PRADA(プラダ) キャンディ
【EDP】
<調香>
TOP:キャラメル
MIDDLE:ムスク
LAST:バニラ、ベンゾイン
「プラダ キャンディ」珍しい香水でトップからラストまで大きく香りが変わらないシングルノートの香水です。
キャラメルのこっくりした甘い香りから始まり、バニラやムスクと混ざり合い最後までスイートなグルマンノートでベンゾインのアーモンドやカラメルのような香ばしさもあり、例えるならば焼き菓子のような香りを楽しめます。
【冬に使いたい香り】グルマン系②Laura Mercier(ローラメルシエ) アンバーバニラ

【EDT】
<調香>
TOP:タンジェリン、ココナッツ、アーモンド
MIDDLE:タイガーオーキッド、ミルクフラワー、ヘリオトロープ
LAST:アンバー、バニラビーンズ、ブラウンシュガー、サンダルウッド
柑橘類のタンジェリンとココナッツ、アーモンドから立ち上がり、バニラのような香りのする花ヘリオトロープとアンバー、バニラビーンズが甘く、エレガントに包み込みます。
ハンドクリームやホイップトボディクリームと合わせて使うとさらに香りも長続きします。
【冬に使いたい香り】ウッディ系2選
【冬に使いたい香り】ウッディー系①Chloe(クロエ) ノマド オードパルファム

<調香>
【 EDP】
TOP:ミラベル、ベルガモット、レモン、オレンジ
MIDDLE:フリージア、ジャスミン、ピーチ、ローズ
LAST:オークモス、アンバーウッド、パチョリ、サンダルウッド、ホワイトムスク
ベルガモット、レモン、オレンジの柑橘類の香りからフレッシュさが弾け、フリージア、ジャスミン、ピーチのほんのり甘いフローラルな香りにアンバー、パチュリ、サンダルウッドがウッディに少し大人な雰囲気を醸し出します。
【冬に使いたい香り】ウッディー系②Aesop(イソップ) マラケッシュ インテンス

【P】
<調香>
TOP:ベルガモット・ネロリ・ジャスミン
MIDDLE:ローズ・カルダモン・パチュリ
LAST:サンダルウッド・シダーウッド・クローブ
「イソップ」は植物由来の成分を配合し、全身に使っても安全な製品としてボディケア用品を数多く作ってきました。このマラケッシュ インテンスは香り高いウッディベースを基調に、ネロリ、ローズ、サンダルウッドと見事に調和し落ち着いた香りとなっています。棘のない子の香りはユニセックスでも使って頂けます。
【冬に使いたい香り】オリエンタル系2選
【冬に使いたい香り】オリエンタル系①TOM FORD(トムフォード)チャンパカ・アブソリュート

【EDP】
<調香>
TOP:ベルガモット、ブランデー、コニャック
MIDDLE:バイオレット、キンコウボク、オーキッド
LAST:バニラ、サンダルウッド、グラス
トムフォードのチャンパカ・アブソリュートはオリエンタルフローラルな香りを楽しめる香りで、濃厚な香りとエキゾチックな雰囲気を演出できます。トップは爽やかにコクのあるお酒を思わせる香りから、ミドルのキンコウボクはマグノリア、木蓮の一種ですがなんとも官能的で情熱的な香りが印象的です。
【冬に使いたい香り】オリエンタル系②CHANEL(シャネル)ココ マドモアゼル EDP

【EDP】
<調香>
TOP:オレンジ、ベルガモット、マンダリン
MIDDLE:ミモザ、ジャスミン、ターキッシュローズ、イランイラン
LAST:トンカビーン、パチョリ、オポポナックス、バニラ、ベチバー
シャネルを代表する香り「ココマドモアゼル」。ローズやジャスミンのフローラルさを残しつつも、トンカビーン、パチョリやベチバーといったスパイスで輪郭を整えた唯一無二な香り。
オレンジのフレッシュな印象とパウダリーさとほのかに甘く清潔感のあるこの香りはどんなシーンにもマッチします。
まとめ

【冬に使いたい香り】いかがでしたでしょうか?冬の寒い季節は暖かみのある香り纏って気持ちの底から暖かくほっこりした気持ちで過ごしましょう!
今後も色香 -iroka-では広い世界の数多ある香りをご紹介していきます。香りであなたの暮らし、1日がより良くなるお手伝いをさせてくだい。
irokaへのメッセージはコチラ↓